1952年に木工工場を創立し、その後、1955年に板金工場、そして1992年にアルミ加工工場を創業しました。世界の家具は、木、スチール、アルミ、ガラスといった、その素材の良さを活用し、コンピューターロボットマシンと、CAD、CAM技術により加工精度を飛躍的に向上させ、LEGO(レゴ)を組み合わせる用途に適したシステムファニチャーの時代になっています。当初は、昔ながらの高級家具を製造していた伝統技術とコンピューターを融合しています。

木工工場

木工工場で使用している素材の多くは、イタリアのポー川周辺に植樹されているポプラを原料としたパーチクルボード「ecoパネル」です。
品質・精度・加工性の高さから、システムファニチャーを構成する素材として世界で重要視されているもので、ひずみや狂いのない、高品質な家具が製造できると同時に、環境へも配慮したものづくりをしています。

板金工場

板金加工は、段ボールで箱をつくるのと同じで、展開図を正確に描き、鉄板を展開図通りに切り抜き、鉄板を曲げて立体にする作業です。高品質にするには、鉄板の厚み以下の精度と、曲げの伸びを計算して加工する技術が必要です。
当社で使用している鋼板はイタリアから輸入された、溶融メッキ鋼板にP.V.C被膜コーティングされたラミネート鋼板です。それらを加工し、銀行のATMや什器など、精度が求められる高品質なものづくりを行っています。

アルミ加工工場

アルミは、システム家具において木の欠点を解決し、木の持っている良さを引き出す素材です。
耐久性や堅甲さがあり、加工しやすく、木のようにひずみや狂いが生じません。そのため、高さ3m長さ10mといった間仕切りや、押し入れのような収納家具をノックダウンでつくることが可能になったのです。また、アルミは大変エコロジカルな素材です。

椅子縫製・組立工場

秀光は、デンマークのフリッツ・ハンセンと、イタリアのアルペールからライセンスを受けた椅子を生産する世界で唯一の工場です。スキルアップのため、定期的に海外研修を実施しています。